2017年 04月 16日
RIZIN試合結果と総括
今回の大会、勝敗予想は ハズレ5 的中6 の的中率54.5%の体たらくでありました。
やっぱ我輩的にはイマイチのカードだったし、
その傾向も気に入らなかったのでやっつけだったかなと反省。
ただ 堀口VS元谷 フライ級対決は予想・希望を超えるほどの名勝負でありました。
第1試合 RIZIN MMAルール
才賀紀左衛門●判定0-3
○伊藤盛一郎 ハズレ
第2試合 RIZIN女子MMAルール
浅倉カンナ○判定3-0
●アレクサンドラ・トンシェバ ハズレ
第3試合 RIZIN女子MMAルール
石岡沙織○1R チョークスリーパー
●ベスターレ・キシャー ハズレ
第4試合 RIZIN MMAルール
矢地祐介○1R5分12秒 KO
●ダロン・クルックシャンク ハズレ
第5試合 RIZIN女子MMAルール
KINGレイナ○2R 腕十字
●ジャジー・ガーベルト ハズレ
第6試合 RIZIN MMAルール
石井慧○判定3-0
●ヒース・ヒーリング 的中
第7試合 RIZIN MMA特別ルール
那須川天心○1R TKO
●フランチェスコ・ギリオッティ 的中
第8試合 RIZIN女子MMAルール
RENA○1R TKO
●ドーラ・ペリエシュ 的中
日本における総合格闘技の始まりは1997年のヒクソンVS高田延彦の PRIDE である。
今考えれば総合格闘技自体理解していなかった中堅プロレスラーが無謀なことをしちゃった事件。
それでも UWF神話(台本のある真剣勝負)がかろうじて存在した状況だったので、大事件であった。
アメリカの UFC の原点は猪木VSアリ戦とも言われている。
そして現在使われている総合のオープンフィンガーグローブは初代タイガーマスクの佐山聡が
猪木VSチャック・ウエップナー戦用に開発・提案・採用されたものだった。
初期の初期の UFC は素手のい戦いで、どちらかというと TVもつかずのキワモノであった。
それがメジャーになった要因の一つが「佐山のオープンフィンガーグローブ」だったのは間違いない。
さて・・・かつてのPRIDEである。
勿論、桜庭の存在は大きい。そしてPRIDE GP 2000 の大会が日本における総合格闘技の原点となる。
新日本プロレスの(興行的には)若手レスラーの括りだった藤田が優勝候補であり最強と言われたマーク・ケアーを完封して勝利したこと、そして伝説ともなったのが 桜庭和志 vs.ホイス・グレイシーの15分×6R つまり90分間にも及ぶ戦い。グレイシーの無敗神話をグレイシーの試合放棄という完全勝利。
これが真の始まり・・・
そして桜庭を核としたミドル級(当時はライトヘビー的な曖昧な)とヘビー級の二本柱で発展していく。
堀口 VS. 元谷 の風景は残念ながら PRIDEの風景はない。
かなり好意的に見て PRIDEの二軍的な興行『PRIDE武士道』の感覚。
これは RENA をエースにした『RIZINジョシカク』にも言えることであります・・・中井りん、戻って欲しいです。
結局何が言いたいのかというと、RIZINはPRIDEになれるかどうか。
PRIDE全盛時のファンはとっくに卒業しているでしょうから先ずは視聴率を取楼という企画は必然。
女子選手を集めてイロモノとしてTV放送を構成する・・・分かった、それも必然としよう。
それならそれで構わないが、それなら女子選手の相手に知らない選手を当てるのはやめよう。
堀口 VS. 元谷・・・本物の試合をマッチメイクし続ければ階級に関係なく PRIDE になり得る。
第10試合 RIZIN MMAルール
アミール・アリアックバリ○1R TKO
●ジェロニモ・ドス・サントス 的中
第11試合 RIZIN MMAルール
川尻達也○判定3-0
●アンソニー・バーチャック 的中
年内の RIZIN参戦は決定路線のよーです。「ジョシカク」とカタカナ表示はやめてくんねーかなあ。